先日、無事に＂棟上げ＂を
執り行なう事が出来ました。
施主様、本当におめでとうございます。
私はこの＂棟上げ＂の時に
いつも思う事があるのですが、
この＂棟上げ＂という作業は
決して一人では行う事が出来ず、
必ず複数の＂人＂が集まり執り行います、
今回は10名を超える職人が集まり
＂棟上げ＂を行ったのですが、
一つの工務店で10名以上の＂職人＂を
抱えている工務店はそう多くは無く、
複数の工務店の力を合わせて行います。
これが＂結＂と呼ばれる文化で
『困った時はお互い様』の精神です
大工の世界では当たり前の様に
受け継がれている文化ですが
近年ではこういう文化も
年々薄れて行っている様に感じます。
私は＂大工＂という仕事を通して
こういう＂心＂を教わっている
様に思います。
何故＂くが工務店＂が手間のかかる
＂手作り＂にこだわるのか、
それは、やはり
＂心＂
だと思います。
人の心はそこに宿る
＂心＂によって、心を
動かされるのではないかと思います。
この＂人の心＂や
＂結＂の文化が、
薄れていかず、
世界中に広がり
未来を明るく照らす
＂道しるべ＂になる事を
願っております。
今回の＂棟上げ＂にあたり
気遣い、心配り、して下さった、
施主様、並びに、集まって下さった、
職人の方々、本当にありがとうございました。
くが工務店 職人 スタッフ一同
心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
