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2022.07.05
"光る"
先日、畳から板張りへ
リフォームさせてもらったS様邸のお写真です。
大工の技術の中に"光る"と呼ばれるものがあります。
"光る"とは、直線ではない、凸凹したものを
その凸凹のままの寸法を写し取る、という技術で、
特にリフォームの時などに、
時間が経って真っ直ぐではない
壁などに新しい材料をはめ込む時などに
必要になって来る技術です、
写真の↙の部分の
少し段差がある部分なんですが、
これは、この1㍉にも満たない
段差を光って寸法を写し取って
床材を切って、はめ込んでいっています。
光って材料を加工しはめ込んだ時に
髪の毛一本も入らないように納める、
相当な技術です。
力仕事の様なイメージのある
大工仕事かもしれませんが、
この様な繊細な作業を
現場、現場の細部では
繰り返し繰り返し行われています。
くが工務店ではこの様な
技術の高い"大工"が施工致します。