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材木を"手刻み"して農家さんの小屋を
作らせていただきました。
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凄く"物"を大切にされている施主様で
サッシやトタンを以前使っていたものを、
再利用して欲しいとの要望で、
最初はちょっと無理があるなーと
困惑していたのですが、
やっていくうちに、
今目の前にある"もの"で何とかする
という最も原始的な大工の真髄を
教えられた様な気がしました。
最近の建物は新品の建材で
綺麗に作る。が良しとされる風潮があるのですが、
私たち大工も少しそう思い込んでいる
所があるのではないか、と考えさせられました。
"物"を大切にし
"環境"を大切にし
"命"を大切にする大工になりたいとそう思いました。